実行すると ssh 接続が切れますので、ネットワークモジュールを消さないか、ローカル上のターミナルで rmmod を実行することを、お勧めします。
$ lsmod |awk '{print "sudo rmmod "$1}' > rmmod.txt
ダイレクトにアンロードする場合
$ lsmod |`awk '{print "sudo rmmod "$1}'`
コマンドを実行すると使っているモジュール以外はアンロードされます。
2回以上実行して lsmod の内容に変化が無くなるまで行います。
この例の場合 r8169(miiは自動で呼ばれる) 以外はアンロードできないので、最低限のモジュールになったと判断しています。
この場合の r8169 はマザーボードや pci などの LAN カードによって名前が変わります。
この場合の LAN カードは Realtek 8111C (マザーボードに付属)です。
$ lsmod Module Size Used by r8169 35212 0 mii 5944 1 r8169 ipv6 268672 14 raid1 21816 4 usbcore 157520 1 ahci 38152 8 libata 188396 1 ahci
genkernel の /boot/ にある initramfs(この例の場合initramfs-genkernel-x86_64-2.6.30-gentoo-r5)のオプションを減らします。
ext2, ext3 はこの例の場合モジュールではないのですが、使っているので残しました。
$ cat /usr/share/genkernel/arch/x86_64/modules_load # Module groups for genkernel initramfs auto-loading # RAID MODULES_ATARAID="" MODULES_DMRAID="" MODULES_EVMS="raid1" MODULES_LVM="" MODULES_MDADM="raid1" # Hardware (IDE/SCSI/SATA) MODULES_PATA="libata" MODULES_SATA="ahci libata" MODULES_SCSI="" MODULES_WAITSCAN="" # Hardware (Network) MODULES_NET="r8169 mii ipv6" # Hardware (Pluggable) MODULES_FIREWIRE="" MODULES_PCMCIA="" MODULES_USB="usbcore" # Filesystems MODULES_FS="ext2 ext3"
再作成します。
$ sudo genkernel initramfs
再起動して、無事起動に成功した場合は lsmod の結果が期待した内容より少し多い状態になっています。
この例の場合、設定したものより多い理由は
lm-sensors の場合は it87, i2c-core など
ソフトウェアごとに必要なモジュールが、そのソフトウェアの起動時に呼ばれているためです。
$ grep ^MOD /etc/conf.d/lm_sensors MODULE_0=it87
$ grep MODULE_ /etc/init.d/lm_sensors if [ -z "${MODULE_0}" ]; then eerror "MODULE_0 is not set in /etc/conf.d/lm_sensors, try running sensors-detect" module=`eval echo '$'MODULE_${i}` module_args=`eval echo '$'MODULE_${i}_ARGS` # find the highest possible MODULE_ number module=`eval echo '$'MODULE_${i}` module=`eval echo '$'MODULE_${i}`
また floopy などは /sys/bus/pci/devices/ からハードウェアを検索して、モジュールを自動で追加するので問題ないです。
例えば floppy を使わない場合は bios で停止してください。
$ lsmod Module Size Used by it87 25056 0 hwmon_vid 2952 1 it87 hwmon 3096 1 it87 i2c_core 27744 0 ohci1394 30340 0 ieee1394 95520 1 ohci1394 ehci_hcd 35716 0 processor 39720 0 ohci_hcd 23444 0 floppy 58968 0 rtc 8464 0 thermal 17368 0 sg 31536 0 thermal_sys 16208 2 processor,thermal button 6920 0 ipv6 273696 20 nf_conntrack 75760 0 r8169 35324 0 mii 5944 1 r8169 raid1 21816 4 usbcore 157568 3 ehci_hcd,ohci_hcd ahci 38232 8 libata 188412 1 ahci
また実行するに当たって grub などのブートローダーで、古いカーネルが呼べる状態であるか
1CD Linux などでレスキュー可能であるなどの、回復が可能な環境でなければ、実行しないことを、お勧めします。
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